注文住宅大辞典

注文住宅の土地選びの基準について

注文住宅を購入する時の土地選びは重要です。
建売みたいに住宅とセットになっていませんので、より慎重にしなければなりません。
駅に近いところは、交通の便が良いですが、坪単価は高い。
その逆であれば坪単価は安いが、交通の便が悪い、両方プラスという土地はなかなか見つかりません。
そして、地震大国の日本ですので、交通の便や坪単価以前に、その土地が自然災害に強いかというのも土地選びの際に重要になります。
例えば、駅に近くて坪単価もそこそこ。
だが、液状化現象が起こりやすい土地でしたら、せっかく建てた注文住宅も修繕費発生で、住宅ローンに重くのしかかってしまいます。
山の近くや川の近くでも同じことが言え、台風や大雨の時に土砂崩れや川の氾濫で家が倒壊したり流されてしまうこともあります。
やはり、良い注文住宅には良い土地があってこそのものです。
最近では、土地の地盤調査を専門で行う会社も登場してきており、購入する前に依頼するのが無難といえます。

注文住宅と住宅ローン

注文住宅を住宅ローンで購入する場合には、建売住宅を購入する時よりも少し複雑になります。
建売住宅の場合には土地と建物を同時に購入するためローンを組むに当たって何ら問題はありません。
ですが、注文住宅の場合には、土地を始めに購入するため問題が生じます。
住宅ローンを組む場合には、担保が必要になります。
土地を購入する場合であれば、何らかの担保が必要になるのです。
ですが、建売住宅の場合と異なり、すでに建物が建築されている訳ではありません。
そうすると、担保権が設定できないことになります。
この点、建物が建築された後にローンを組むことにすればいいという考え方もあります。
ですが、現実には、建物が建築される前に、建築会社にお金を払うのが普通になります。
建築会社としても建物を建てた後に、施主がどこかへ逃亡してしまえば、会社の存亡の危機になり得るからです。
そこで、つなぎローンと言って、例外的に建物が建っていないけども将来的に確実に経つならば、その建物が建築されたと仮定してローンを組むことが出来るようにしたのです。